子育てママのファッション

久しぶりに会った、子育て真っ最中の女友達。

服装を見て、「あれ?趣味変わった??」と思ったことはありませんか?独身時代は「キラキラ・フワフワ・スケスケ」なモテファッションだった子も、子どもが生まれるとなかなかそのスタイルを貫くのが難しいのです。

子育てにおけるファッションポイントは何といっても「動きやすさ」。

出産前は何だか平和で楽しそうな印象があったママ業、始めてみるとなかなかの重労働なのです。

その変化はまず妊娠中から始まります。

今はかわいいマタニティウェアも増えたとはいえ、大きなお腹にモテ服は似合いません。

まず、足元はペッタンコ靴が基本のため、きれいめ20代レディースファッションがいまいちキマリません。

腹囲もどんどん大きくなり、ウエストはゴムがありがたい。

臨月になると、ワンピース&レギンス、チュニック&デニム(マタニティ用)の妊婦さんが9割を占めるのではないでしょうか。

無事出産を経て子育てをスタートしてみれば、しばらく外出する余裕などなくなります。

一日中、パジャマや部屋着で赤ちゃんと向き合う日々。

頻繁な授乳のため、パジャマのボタンを全部とめることさえ面倒になります。

少し成長し、児童館やママ友の家など、外に連れ出してみようかしら、となった時もおしゃれ服はハードルが高いです。

キラキラするアクセサリーやニットについたスパンコールなど、赤ちゃんのかっこうの獲物です。

ひっぱったり舐めたりと危険です。

また、獲物がなくともよだれ攻撃には絶えずさらされますので、洗濯しやすいコットン素材のものばかりになってきます。

顔も、舐められたりほおずりなど接触が多いため、メイクもナチュラルメイクになります。

はいはいなどして動き出すと、追いかけるという仕事が発生します。

赤ちゃんはなぜか、狭いところにわざわざ潜り込もうとしたり、はいはい可能なスペースから外へ外へと出ようとするものなのです。

そんなとき這いつくばって追跡するのに、スカートなど履いていたらめくれてしまうのではないかと気になるため、すばやく動けません。

ストレッチタイプのパンツや、ショートパンツにレギンスなど、これまた色気のない選択がなされます。

このようにして「ママファッション」というものが必要に迫られて確立されてきます。

そんなママたちも、パパと一緒のお出かけの日には少しきれいな服でも着ようかな、という気分になります。

また、子どもが幼稚園に入るくらいになると抱っこの時間も減り、時間の余裕も少しできてくるので、またおしゃれに気を使えるようになる、というのもよくある話です。

ママになって見た目も服もすっかり落ち着いたなと感じても、それは好みの変化ではなく、TPOに合わせたコスチュームというだけかもしれません。